多くの真宗寺院には金箔の巻き障子があります。扉の開け閉めするため、
手に触れる場所には金箔が剥がれないようにニス引きされてあります。
そのニスが劣化している場合はきれいにニスの補修をします。
今回の金箔の巻き障子は傷みもなく、汚れているだけなので泡洗浄だけで
きれいにしました。
障子を取り付けたままキレイにできるのは、泡洗浄の特徴です。
@ 金箔の巻き障子の下にビニールシートを敷きます。
A 障子の桟に沿って養生タオルで敷き詰めます。
B 泡洗浄できれいにします。
★障子に傷みがあり、取り替える場合は金箔の巻き障子を取り外し、
泡洗浄でキレイにし、古い障子を剥がして、新しい障子に張り替えを行います。