兵庫県丹波市にある高野山真言宗・石龕寺(せきがんじ)の仏像を
泡洗浄しました。
587年、聖徳太子による創建と伝えられ、聖徳太子が
深く帰依した毘沙門天を本尊とております。
寺号の「龕」とは、仏像などを安置する厨子や壁面の窪みを意味し、
本堂から山上約800mに奥の院があり、その石窟が石龕寺の寺号の
由来となっております。
古い仏像が数多く存在し、非常に歴史を感じるお寺でした。
ご住職様のご希望が、多くの古い仏像の傷みに部品を補修して欲しいとの
お洗濯だったので昔の面影を甦らせるメイクリーン仕様のお洗濯に心を配りました。
<薬師如来像・欠損修復>
<日光・月光菩薩像:光背修復、飾り金具補修>
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