晋山式を1週間後に控えた、川崎のお寺で作業をしました。
時間の余裕がなかったため、新品の机類と従来の机類が並ぶ時、
違和感が無いように従来の机類を新品の机類に出来るだけ合わせて
キレイにする作業に集中しました。
机類の赤漆は劣化すると色目の違いが目立ち、全面塗替えとは違い、
部分修復の色合わせが難しいです。
晋山式の準備に忙しい本堂前です。
以前、天蓋 幢幡などの仏具をお洗濯されきれいです。
手間がかかりますが、丁寧に釘を抜ききれいに仕上げます。
登高座の向机の赤漆がくすみ、金箔も剥がれています。
赤漆の艶を甦らせ、金箔の修復もしました。
日程が詰まっていましたが、職人の手配もうまくいき
仕上がりもご住職様に非常に喜んで頂きました。
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