『真言宗　幢幡・人天蓋　出張泡洗浄　神奈川県横浜市』

内陣幢幡天蓋

線香、ろうそく、護摩焚きの油煙が荘厳を覆っています。それは、きちんとお祀りをしてきた証。

今回の依頼は、代替わり、ひとつの区切りとして、新しいきもちで取り組んでいく。

煤や線香で真っ黒になった内陣仏具（天蓋・幢幡）を現場で一日で洗浄していきます。

施工前

煤で真っ黒になっています。 しかし、微かに金箔があることもわかります。

70年分の煤で真っ黒です。

洗浄を開始しました。
みるみるうちに金箔が出てきます。 まるで新しい瓔珞を吊ったように見えますが、洗浄しただけです。

今回は、テレビ東京の撮影が入っております。

全く新しくなったようですが、これは正真正銘洗浄しただけです。 枠の彩色部分もきれいに甦りました。70年分の煤が一日できれいに元の金箔が見事に甦り、ご住職をはじめ、寺院の方々に喜んでいただけ、職人冥利に尽きる現場になりました。

また、この仕事は人気番組の「和風総本家」にて取材を受けました。